どうも、 機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。
今回の記事は工具箱のカスタムDIYに関する記事になります。
タフシステムケースという製品をカスタムして工具の収納をより便利にするといった内容の記事です。
工具箱のカスタムやDIYは敷居が高いようなイメージがありますが、実際にやってみる簡単にできてしまいます。
今日は簡単だけど本格的な工具箱のカスタムDIYのやり方や必要な道具をご紹介します。
この記事を読めばこの工具箱が
こんな感じに仕上がります!!所要時間は3時間いってないと思います。
短時間なのにめっちゃカッコいいやろ?しかも拡張性も高いんだぜコレ・・・!
今回カスタムした工具箱DEWALTのタフケース(小)
工具箱(小) | |
品番 | 1-70-321 |
サイズ(mm) | H159×L337×W549 |
内寸(mm) | H105×L282×W485 |
重さ | 約4.2kg |
耐荷重 | 約30kg |
この工具箱は裏ブタのPULLの部分を引っ張ると収納スペースが出てきます。
今回はこの部分を活かしながら閉じた状態で裏に収納するポケットをレザークラフトで取り付けするのが目標です。
必要な道具、部材
今回のDIYに必要な部材やツールを紹介しておきます。
革は好きなものを準備してください。薄めの物がおススメです。
レザー
A2くらいの大判のレザー推奨です。
スピーディーステッチャー
ミシン買うのは高すぎなんでスピーディーステッチャーという最強レザークラフトツールを使います。
リベッター
頑丈にくっつけたいならこれかな?汎用性が高いので持っておいても損はないです。
充電ドリル
今回は加工時間短縮のために使用します。
スナップボタン取付セット
縫う代わりにスナップ取付します。拡張性も高いのでオススメ。
作製手順
作成手順ですが、工程数としては、
- レザーの切り出しと末端処理
- レザーの加工
- 工具箱の穴あけ
- レザーと工具箱の合体
って感じです。
レザーの切り出しと末端処理
裏ブタの形状に合わせてレザーを切り出しました。
今回はポケットの部分は折り返して作成する予定なので折り返してポケットを作成する前提の長さを取っています。
スピーディーステッチャーをココで使うのですが、スピーディーステッチャーがあるとないとでは作業時間の差が凄いことになるのでそんなに高い物でもないし絶対使用した方がいいです。
メリケン針使うと痛いし遅いしイイことないです(笑)
まずは工具が何度も出入りするような部分は補強しないとよれてしまうので少しだけ折り返して縫い付けます。
縫い代はこんな感じです。
慣れるとキレイなピッチで縫製できるようになりますよ!
レザーの加工
仕上げが終わったらスナップボタンの取り付けと、裏フタに取り付けする準備を進めます。
スナップボタンはレザーに穴をあけてその穴を使ってカシメていくイメージなので工具を一通り差してどこらへんでポケットを分割するかイメージを作ります。
穴あけするポイントが決まったらそこをパンチングで穴をあけます。
今回は時短のためパンチングは充電ドリルにチャックして、回転させながらレザーに押し付けて射抜くという荒業に出ています。
手でハンマーで打つのが本来のやり方なんですがこっちのやり方が圧倒的に早くて楽できれいです。
分割の位置で穴もあけ終わったらスナップボタンを取り付けします
スナップボタンが取り付け出来たら、リベッター打ち用の穴を工具箱とレザー両方にあけておきます。
先にレザーに穴をあけて置き、工具箱に重ねて穴を転写した方が穴位置のズレ等の失敗を防げます。
リベッターは2.3mmのリベットを使う予定なので穴は2.5mmが望ましいです。
工具箱の穴あけ
工具箱にはレザーにあけた穴から転写してあける位置を決めて、ドリルであけておきます。
リベットのサイズは2.3mm、穴は2.5mmで穴あけしています。
レザーと工具箱の合体
それが終わったらリベットでレザーと一緒にかしめていきます。
よれないように全体的にリベットを打ちます。リベットは仕上がりがきれいに見えるのでいろいろなところで使えるのが良き。
完成したのがこちら!どうですか?
見た目のシッカリさに対してかなり簡単にできるのでオススメのカスタムです!
スナップボタンを工具を仕切るスナップボタンを外せば工具に合わせて収納のスペースを広げたり狭めたりできるのもポイントです。
後からすこし余っているスペースに何かを取り付けできるようにあえて使用していないスナップボタンを空きスペースに取り付けしています。
まとめ
いかがでしたか?工具箱のカスタムは意外と簡単です。
このカスタムは蓋の裏側であればどんな工具箱でもやりやすいカスタムなのでぜひ挑戦してみてください。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。それでは!
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