どうも、 機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。
DEWATのタフシステムシリーズといえば工具箱ですが、なんとタフシステムシリーズのツールバッグが日本上陸していました!!
タフシステムシリーズということでもちろんシリーズ同士で連結可能、使い道無限大です。
これは絶対買わなければと早速メナテックでも購入し、使用感をまとめてみました。使ってみた感想は、なんやこれ!このなりでめちゃめちゃ工具入るやんけ!!しかもスッキリしてる・・・と驚愕しました。
今回はDEWALTのタフシステムシリーズ待望のツールバッグを徹底レビューしていきます。
ハーフサイズツールバッグ
ハーフサイズツールバッグ | タフシステム2.0 |
品番 | DWST83524-1 |
サイズ(mm) | L284×W385×H425 |
内寸(mm) | ー |
重量 | 約1.95㎏ |
耐荷重 | 約10kg |
ハーフサイズツールバッグのレビュー
今回、僕が購入したツールバッグはこちらのハーフサイズツールバッグです。このハーフサイズツールバッグの最大のポイントはタフシステムの最大の欠点をカバーできるというポイントがあります。
それ以外にも良いポイントはいくつもあるので解説していきます。
取り回しが楽になる。
このツールバッグの最大のポイントとは取り回しの良さです。
タフシステムは充電ドリルをボックスごと収納できる大きさから取り回しに難がありました。基本的には工具箱はどこかに置いておいて必要なものを取りに行くスタイルが常です。
ですが、こいつは違います。
このツールバッグはタフシステムの半分のサイズなので取り回しが楽なんです。
このツールバッグを作業場に持って行ってバッグを広げて使うのがタフシステムの工具箱に比べて圧倒的に楽です。
タフシステムの工具箱が母艦だとすると、ハーフサイズトートバッグは輸送ヘリって感じですね。
このツールバッグを選ぶポイントの一番は間違いなくココだと思います。
思った以上にスッキリ収納できる。大容量。
僕が前使っていたツールバッグはゴムひもで抑えて圧着機を立てられるような形状をしていました。
このタイプは意外と背の高い工具は安定しません。
いちいち工具を立て直したりする煩わしさがあるんですよね。
その点、このバッグはしっかりしたポケットが内部にあります。
1680デニールのコーデュラナイロンで作られているのでヘタる心配がないです。
そしてこのハーフサイズツールバッグ、どのくらい工具が入るかというと下の写真の工具が全部入ります。
これはかなり入る方ですよね?!しかもスッキリ収納できるんです。
ポケットの数が半端じゃないくらい多いです。
大きい間口が三つあり、その内部にそれぞれ用途の違ったポケットが付いています。
前に使ってたやつはポケットが少なすぎてペンや細かい物の収納が向いていないのもダメな点です。
それぞれの大きいポケットで1番手前のロゴの入ってるポケットは圧着機やペンチ類を収納するのに向いています。細かくポケットが2段に別れているのでたいがいの工具は仕分けして収納できそうです。
ガバッと開いてアクセス性も高いので、僕はこのポケットに使用頻度の高い工具を入れるようにしています。
真ん中のメインのポケット内部は、大きめの圧着機や、充電ドリル、とにかく大きい物を収納するのに向いています。
自分の工具をすべて収納してもココのポケットはまだ余力を残していますね。
ターポリン加工されている側のポケットは少し繊細なものをしまうのに向いています。
本来はタブレット、防護メガネ、スマートフォンをしまう表示がありますが、僕はペン類、測定器(テスター等)、書類を収納しています。
バッグの側面にあるポケットもペットボトルホルダーや、テープフッカー、メジャーホルダーなどなど、使用用途の広いポケットや機能が付いているので、急に運びたい物が増えてもなんとかなるだろうという安心感がありますね。
タフケースもまるごと収納できる頼もしさです。充電ドリルも丸ごといけますね。
型崩れの心配がない。頑丈だがバランスに難がある。
横から見たツールバッグがこんな感じです。
底がポリマーで作られていてカッチカチなので工具の荷重でバッグ自身が倒れたりせず、型崩れがしづらいです。
布系のツールバッグにありがちなのが強度が足りなくて工具を支えられないのはあるあるですが、このバッグは1680デニールの厚みで工具がどれだけ入っててもシッカリ支えてくれます。
構造上の欠点として真ん中のスペースの袋の下がデッドスペースになっており、そこに重心がかかるためバッグ全体が傾きます。
外側に重めの工具を収納すると大きいポケットを開いたときに倒れる心配がありますね。
この傾きを軽減するために、デッドスペースを埋めてやると多少は倒れづらくなるのでいくらかマシになります。
デッドスペースを埋めるのにタフケースの小さいサイズがジャストフィットしたので倒れを気にされる方はオススメの倒れ防止です。
持ち運びはタフシステムの工具箱と連結出来て安心感アリ。単体だと少し難あり。
このツールバッグはタフシステムシリーズの一つなので、別売りのタフシステム2.0シリーズの工具箱と連結可能です。
こんな感じでラッチとドッキングしてちょっとやそっとの振動じゃ落ちません。てか落ちません。
現場に持ち込む際は非常に強力なアシストになりますね。
僕はこのツールバッグとタフシステムの工具箱2つで現場に持ち込みますが、全て段積みして車載できるのでスペースも圧迫せず重宝しています。
一つ残念だなーと思う点は、単体で持ち運びする際に積載量がかなりあるので運ぶのがけっこうキツイです。
ハンドル形状も工夫されていますがそれでも重さが半端じゃない。
リュック形状になるとかなり負担が軽減されるんですが、現状は肩掛けストラップか手持ちハンドルの2択なので片腕への負荷がかなりヤバいことになります😢
そこらへんはもう少し改善の余地ありかなって感じです。
土牛産業のXカートとか使うと良い感じに運べるかもしれないですね。色も合う。
チャックがタフでやたらこだわりが強い。
嬉しいポイントとしてチャックの作りがすごくしっかりしています。
ツールバッグという性質上、開け閉めの頻度が高いので壊れる心配がないのが良いです。
ドローコードもついてるので開け閉めがびっくりするくらいスムーズにできます。デウォルトから何か並々ならぬこだわりをファスナーから感じました(笑)
このファスナー重ね合わせると盗難防止のロックもできるようになってるんですよね。
これはよく考えられてるなあと感心しました。
ハーフサイズのオーガナイザーと連結可能
ココがデウォルトらしいポイントですね。タフシステム2.0のシリーズの中にハーフサイズのオーガナイザーがあります。
このオーガナイザーをツールバッグの底面にくっつけることができます。作業用途に応じて持ち運ぶ荷物を増減できると考えておけば良いと思います。
ツールバッグ
ツールバッグ | タフシステム2.0 |
品番 | DWST83522-1 |
サイズ(mm) | L569×W384×H335 |
内寸(mm) | ー |
重量 | 約3.2㎏ |
耐荷重 | 約20kg |
ツールバッグのレビュー
圧倒的積載量
コレさえあれば工具の収納で困ることは未来永劫もうないでしょう。ってくらい収納力が高いです。
普通の工具箱と違って立てて収納することに特化してます。
ハーフサイズのツールバッグとの大きな違いはメインの収納場所が大きく、両サイドにさらに2つ収納ポケットが追加されている点です。
しかも両サイドチャックがついていて中にも収納スペースがあります。
精密機器をしまうスペースもあり、15インチのノートパソコンを収納するスペースがあります。
隙が無いですね。
タフシステムの工具箱に積載可能
タフシステムの工具箱に積載できます。
難点としてはハーフサイズではないので、工具箱の上部を一面を占有してしまう点ですね。
持ち運びに難あり。
タフシステムの工具箱と同等のサイズ感のツールバッグです。単純にハーフサイズのツールバッグの2倍はあります。
肩掛けストラップが一応ついています。正直言って、ハーフサイズでさえ満載状態で持ち運びきついのにこんなん満載したら運ぶの無理ぞ・・・肩破壊する気か??
運用としてはタフシステムに常に積載するか、台車に乗せて単体で運用するか2択ですね。ハッキリ言って持ち運ぶのはキツイと思います。
ちなみに土牛産業のXカートからはみ出るくらいでかいので、単体で運ぶのはやっぱりキツイなあ。
どうしても台車とかが必要になってくるサイズ感です。