どうも、 機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。
今日は前々から気になっていた工具箱、DEWALTのTSTAKシリーズを徹底レビューしていきます。
DEWALTのタフシステムシリーズといえばめっちゃ頑丈でパッキングしやすい工具箱として有名ですが、TSTAKは同じDEWALTの工具箱でタフシステムの後継機ではなく大きくとりまわしが難しいタフシステムの穴を埋めるために作られた工具箱だとメナテックでは判断しています。
耐久性はタフシステムには劣るものの、その分軽量です。堅牢さも国内の工具箱と比べると遜色ない出来です。
大きさもそこそこなので車載用工具箱にも向いている印象を受けます。
今回はそんなTSTAKがどんな用途に向いていて、何ができて何ができないのか?と行った疑問をしっかりと解していく内容の記事となっています。
TSTAKとは?
結論から言うとこの工具箱はDIYに特に向いていて、プロの現場でも使いやすく作られている。ただし、プロが使うには全てに手が届くわけではなく痒い所に手が届く工具箱といった感じです。
何と言ってもサイズ感が良いですね。タフシステムの場合、大きすぎて本職の人がコレからも仕事頑張るためにかなり気合入れて買おう!って思わないと絶対買う気にならないんですよ(白目)
その点TSTAKはサイズが大きすぎないので部屋にいても違和感がないんですよね。
プロ目線で見ると特に場所の移動を頻繁に行いながら作業をするような現場に向いているといった印象です。
タフシステムと同じような接続システムが採用されています。工具箱を自由に組み替えて自分好みの工具スツールが作れます。
そしてTSTAKは11シリーズもの工具箱から成るので工具箱に必要な機能はほぼ揃えることができるでしょう。
TSTAKシリーズは製品自体の欠点らしい欠点がないのですが、TSTAKはある種のマーケティングの実験的な工具箱でもあるため製品の製造数が少ないためか、欠品が多かったり、プレ値が付いているのが欠点となっています。
まあ、キャリアホイールが優秀過ぎるのでコイツさえ手に入ればあとはあるやつ買えば良いと思います。
そんなわけで今日はちょっと気になるアイツ。DEWALTのTSTAKをレビューしていきます。
工具箱の各シリーズ解説
TSTAKもタフシステムと同様、積み重ねることで個性的な工具台車を作り出すことができます。
自分の用途に合わせたオリジナルの工具台車が作れるのは自身の凝りを存分に発揮できるので好きな工具箱を見つけてチョイスする楽しみがあるのもTSTAKの良い点です。
それでは工具箱を紹介していきます。
スモールボックス:DWST83345-1
重量 | 2.0kg |
容量 | 約22L |
外寸 | 440 x 333 x 162 mm |
内寸 | 395 x 275 x 135 mm |
材質 | ポリプロピレン |
ラージボックス:DWST83346-1
重量 | 2.6kg |
容量 | 約22L |
外寸 | 440 x 333 x 302 mm |
内寸 | 395 x 275 x 135 mm |
材質 | ポリプロピレン |
スペック表で高さバグってますが、工具箱内とトートバッグがありの状態だと思うので実際の高さ内寸は250mmくらいあると思います。
工具箱のシリーズの中では一番大きく、収納力のある工具箱です。
充電ドリルやジグソーが入りますが、バッテリーを外してなんとか横置きできるって感じです。
オーガナイザートップ :DWST83344-1
重量 | 約2.5kg |
容量 | — |
外寸 | 440×333×185 |
内寸 | 370×280×93 |
材質 | ポリプロピレン |
小物入れと工具箱が一体になった使い勝手のいい工具箱です。
持ち運びに特化した持ち手もあちこちについているので携帯性に特化したイメージのある工具箱ですね。
ウレタンフォームが入っているので充電ドリルのような比較的小さい電動工具をウレタンフォームをくり抜いて下段に入れて上段にキリやビスを入れるといった使い方もできますね。
精密機器等を入れる運用も向いていますよ。
オーガナイザー付きラージボックス:DWST83343-1
重量 | 4.0kg |
容量 | 30.3L |
外寸 | 440×333×320 |
内寸 | 365×270×225 |
材質 | ポリプロピレン |
先ほどのオーガナイザーに深いボックスが取り付いたタイプの工具箱です。
より大容量に工具を入れたい場合はこちらがいいかもしれません。
充電ドリル2丁とアンカードリル、充電器を入れる余裕がありDIY目的なら全ての電動工具を収納できるのではないでしょうか。
モバイルツールボックス :DWST83347-1
重量 | 4.89kg |
容量 | 36L |
外寸 | 512×435×630(伸縮時1000) |
内寸 | — |
材質 | ポリプロピレン |
工具箱と移動用のキャリーが一体化した工具箱です。
工具箱の蓋を開いた時もシッカリと開くことができます。
単体で運用するよりは他の工具箱を上に乗せて運ぶ用途がメインです。
デメリットとして、上の工具箱をどけないと開くことができないので注意です。
僕としてはコレ買うくらいならキャリアホイール買っとけと思います(大事)
1段ドロワー:DWST17803
重量 | 3.6kg |
容量 | 8L |
外寸 | 440×315×175 |
内寸 | 350×235×98 |
材質 | ポリプロピレン |
ドロワータイプの工具箱です。
一段ですが、引き出し高さは100mmくらいあり、そこそこ大きなものも収納できます。
専用のオーガナイザーが付いているので、仕分けも楽にできます。コレはありがたいですね!
2段ドロワー:DWST17804
重量 | 4.2kg |
容量 | 8L |
外寸 | 440×315×175 |
内寸 | 340×235×43 |
材質 | ポリプロピレン |
この工具箱は高さ50mmくらいの引き出しが2段ついたタイプで、先ほどの一段タイプよりも引き出しが浅いです。
また、オーガナイザーもついてこず、仕切りで仕分けするタイプの工具箱ので注意しましょう。
オーガナイザー:DWST82968-1
重量 | 2.35kg |
容量 | 8L |
外寸 | 440×333×119 |
内寸 | — |
材質 | ポリプロピレン |
小物入れの工具箱です。
さまざまな形状のオーガナイザーが付属しているので自分好みの小物入れにすることができます。
オプションの解説
TSTAKの工具箱を便利に運用するためにオプション品を多数出ています。
正直このオプションがないとTSTAKを持つ意味がないと言わしめるほど優秀なオプションです。
これがないとTSTAKの魅力は感じ取れないのでシッカリとチェックしておきましょう。
キャリアホイール:DWST17889
正直、TSTAKのポテンシャルってコイツに集約されると思うくらい優秀なやつ。
この画像で察しのいい人はお気付きだろう・・・そう!コイツはあらゆるTSTAK工具箱を移動式にしてしまう。
コレが中々、ヤバい。台車としても活用できるし、工具箱で高さを変えられる椅子にもなる。
これは長時間同じ場所で現場作業する時にめちゃくちゃ役にたつ。
工具台車って作業している時は遊んでることが多いんだけど、この台車はタフシステムほど大きくないから工具箱を狭い場所に運べるのも優秀だし、その場で椅子にもできる。
椅子にした場合、ローラーがついてるから姿勢もある程度変えやすい。はい神。
もうコレ使うだけのためにTSTAKを買いたい。かなりオススメです。
タフケースシリーズ
TSTAKシリーズに連結できるパーツボックスです。
このシリーズは内容がかなり濃いので別の記事にしています。
気になる方はチェックしてみてください。
タフケースのレビュー記事はこちらから。