どうも、 機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。
18Vの充電ドリルは種類が多くてわかり辛いこともありまとめてみました。
充電ドリルについてわからない方や、何を選ぶか迷っている方は本記事を参考にしてみてください。
充電ドリルとは何か?機能や特徴を解説
充電ドリルとは、充電池を利用して動作する電動ドリルのことで、コードがないため持ち運びがしやすく、自由度が高いという特徴があります。
充電池の性能やタイプによって異なるものの、一般的には18Vや20V程度の電圧で、ドリルやドライバーのような機能を持ち、木材や金属などを穴あけやネジ締めに使用することができます。
以下に、充電ドリルの主な機能や特徴を解説します。
ドリルやドライバーの機能
充電ドリルは、一般的にドリルやドライバーの機能を持っており、木材や金属などに穴をあけたり、ネジを締めたりすることができます。
また、別売りのアタッチメントを取り付けることで、ジグソーやサンダー、グラインダーなどの機能も追加することができます。
充電池の種類と性能
充電ドリルには、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など、様々な種類の充電池があります。また、充電池の容量や充電時間、使用時間などの性能も異なるため、作業に合わせて適切な充電池を選ぶ必要があります。
重さやサイズ
充電ドリルは、作業時間が長くなると重さが負担となってきます。また、狭い場所での作業や高い場所での作業をする場合は、サイズが大きすぎると不便です。重さやサイズも確認し、作業に適したものを選びましょう。
トルクの調整機能
トルクの調整機能がある充電ドリルは、作業内容に合わせて適切なトルクを設定できるため、作業効率が向上します。
付属品の充実度
充電ドリルには、様々な付属品が付いてくる場合があります。例えば、予備の充電池、充電スタンド、ドリルビットやドライバービットなどの別売り品がセットになっている場合もあります。付属品の充実度は、商品の価値を大きく左右する重要な要素の一つです。
価格帯
充電ドリルの価格帯は、数千円から数十万円以上まで幅広くあります。機能や性能によって価格が異なるため、自分の必要な用途に合わせて適切な価格帯の商品を選ぶことが重要です。
メンテナンス性
充電ドリルは、定期的なメンテナンスが必要な場合があります。充電池の寿命を延ばすために、適切な充電方法を守ることや、定期的な清掃を行うことが重要です。また、必要に応じて修理や部品交換ができるかどうかもチェックしておきましょう。
充電ドリルの種類とそれぞれの特徴
18V充電ドリルは、DIYやプロの作業現場でも広く使われる電動工具の一つです。18Vの電圧は、十分なパワーを発揮しながら、充電池の持ちも良いという利点があります。しかし、18V充電ドリルには、様々な種類があり、それぞれ異なる特徴があります。以下では、18V充電ドリルの主な種類と、それぞれの特徴について解説します。
ドリルドライバー
ドリルドライバーは、ドリルとドライバーを兼ね備えた充電式の工具です。ドリルの回転数を調節できるため、木材や金属板、プラスチックなど様々な素材に対応できます。また、ドライバーとしても使えるため、ネジを締める作業も簡単に行えます。一般的に、ドリルドライバーは比較的小型・軽量なため、狭いスペースでの作業や、屋内でのDIYに適しています。
ハンマードリル
ハンマードリルは、ドリルの回転と同時に打撃を与えることで、コンクリートや石などの硬い素材に穴を開けることができる充電式工具です。ハンマードリルは、ドリルドライバーと比べて大型で重量もありますが、パワフルなモーターと打撃機能を持っているため、建築現場や土木工事現場での使用に適しています。
アングルドリル
アングルドリルは、ドリル本体が90度曲がっている充電式ドリルです。狭いスペースや壁面などに対応できるため、配管工事や配線工事などでよく使われます。また、狭い場所でも自由自在に作業ができるよう、回転方向を変えることができるモデルもあります。
インパクトドライバー
インパクトドライバーは、ドライバーとして使う場合に、繰り返し打撃を加えることで、素早くネジを締めることができる充電式工具です。通常のドライバーよりも効率的に作業ができるため、大量のネジを締める作業に適しています。また、狭いスペースでも作業ができるよう、コンパクトなモデルもあります。
マルチツール
マルチツールは、ドリルだけでなく、様々な工具を取り付けることができる充電式工具です。切断、研削、研磨、彫刻などの作業に対応できます。多機能性が高いため、DIYや工事現場で重宝されています。
18V充電ドリルの売れ筋ランキング
1位 マキタ 18V ブラシレス ドリルドライバー XFD131 充電式 電動工具 コードレス セット ブラック///ホワイト
2位 Bosch Professional(ボッシュ) 18V コードレスドライバードリル (5.0Ahバッテリー2個・充電器・キャリングケース付) GSR18V-60C
3位 ボッシュ(BOSCH) 18Vコードレスインパクトドライバー&振動ドライバードリルキット(4.0Ahバッテリー2個・充電器・キャリングケース付き) GDR18V200GSB
4位 HiKOKI(ハイコーキ) 18V 充電式 ドライバードリル 初回修理保証付き 18V2.0Ah畜電池×2個、充電器、ケース付 DS18DD(2BG)
5位 パナソニック 充電マルチインパクト EZ75A9 デュアル (14.4V/18V対応) インパクト・ドリルの両機能搭載 IP56 18V大容量5.0Ah電池パック×2個・充電器・ケース付 インパクトドラーバー ドリルドライバー ブラック EZ75A9LJ2G-B
作業内容別の充電ドリルの選び方
充電式ドリルは、DIYや工事現場で重宝されている便利な工具です。しかし、作業内容によって適したドリルが異なります。ここでは、作業内容に合わせた充電ドリルの選び方を解説します。
木材の加工
木材の加工にはドリルドライバーやインパクトドライバーがオススメです。
木材を加工する場合は、ドリルの回転数とトルクが重要なポイントです。
低回転数で高いトルクを発揮するものを選ぶことが望ましいです。また、ドリルビットのサイズや形状に応じたドリルを選びましょう。
金属の加工
金属を加工する場合は、ドリルドライバーやインパクトドライバーがオススメです。ドリルビットの材質や形状に応じたドリルを選ぶことが大切です。
高速回転で切削するドリルを使用する場合もあります。
また、作業面に加工液を使用することで、ドリルの刃を保護し、作業効率を向上させることができます。
コンクリートやレンガの穴あけ
コンクリートやレンガの穴あけには、ハンマードリルが必要です。ハンマードリルは、ドリルの回転と打撃の力で、硬い素材を加工することができます。また、ドリルビットのサイズに応じたドリルを選ぶことが大切です。
狭い場所の作業
狭い場所での作業には、アングルドリルが便利です。アングルドリルは、ドリルの本体が90度に曲がっており、狭いスペースでも作業がしやすくなっています。
大量のネジ締め作業
大量のネジ締め作業には、インパクトドライバーが効率的です。インパクトドライバーは、ドライバーとして使う場合に、繰り返し打撃を加えることで、素早くネジを締めることができます。
作業内容に応じて適した充電ドリルを選ぶことで、作業効率が向上し、快適な作業環境を実現できます。
充電ドリルの正しい使用方法と注意点
充電ドリルはDIYや工事現場などで重宝される工具ですが、正しい使い方をしないと事故や故障の原因となることもあります。そこで、充電ドリルの使い方と注意点について、回転スピード、保護メガネ、適合するドリルなどのポイントを解説します。
回転スピードの調整
充電ドリルは回転数を調整できる機能が備わっています。回転スピードを調整することで、材料に合わせた最適な速度でドリルを回転させることができます。硬い素材の場合は低速で、軟らかい素材の場合は高速で回転させるのが一般的です。回転スピードを調整する際には、充電ドリルの取扱説明書を確認し、適切な回転数を選ぶようにしましょう。
保護メガネの着用
充電ドリルを使う際には、保護メガネを着用することが重要です。特に、木材や金属などの素材を穴あけする場合は、木くずや金属粉などが飛び散るため、目に入ることがあります。保護メガネを着用することで、目を保護し、安全に作業を行うことができます。
適合するドリルの選択
充電ドリルは、材料に合わせて適切なドリルを選ぶことが大切です。ドリルの太さや形状、材質によって、材料に合わないドリルを使うと、ドリルや材料が破損することがあります。また、充電ドリルには振動機能がついたハンマードリルや、角度を調整できるアングルドリルなど、作業内容に合わせて種類があります。適切なドリルを選ぶことで、作業の効率化や、材料や充電ドリル自体の保護につながります。
以上のように、充電ドリルの使い方と注意点について解説しました。回転スピードの調整や、保護メガネの着用、適合するドリルの
充電ドリルの使い方とメンテナンス、使用上の注意点
充電ドリルのメンテナンスについては、以下の2つの観点で考えることができます。
リチウムイオン電池の適切な管理と充電方法
充電ドリルに搭載されているリチウムイオン電池は、正しく管理されていないと寿命が短くなったり、性能が低下してしまうことがあります。
そのため、リチウムイオン電池の適切な管理と充電方法については注意が必要です。
まず、リチウムイオン電池は高温多湿や直射日光などの条件下では劣化が進みます。そのため、保管場所は温度が比較的安定していて湿度が低い場所が望ましいです。
また、充電方法については、定められた充電器以外での充電は避け、充電器の使用も使用説明書に従って正しく行うようにしましょう。
ドリル本体のメンテナンス方法
本体の清掃
充電ドリルは、使用中にほこりや汚れがたまりやすいため、清掃が必要です。使用後は、布などで本体やグリップを拭き取り、汚れを落としましょう。また、通気口にも汚れがたまりやすいので、ブロアーやエアダスターで清掃するのがおすすめです。
グリスアップ
ドリルは、モーターや歯車の回転によって、潤滑油が徐々に切れてしまいます。そのため、定期的にグリスアップを行い、必要な分だけ新しい潤滑油を補充することが大切です。グリスアップは、本体に付属している専用のグリスを使って行います。
保管方法
充電ドリルは、湿気や埃の多い場所に放置すると、錆びたり劣化したりすることがあります。そのため、使用後は乾いた場所に保管し、長期間使用しない場合は、バッテリーを取り外して保管することが大切です。
使用頻度
充電ドリルは、長期間使用しないとモーターや歯車に汚れがたまり、パワーが落ちたり異音が出たりすることがあります。そのため、定期的に使用することがおすすめです。また、長時間連続して使用する場合は、適度な休憩を取り、本体が過熱しないように注意しましょう。
充電ドリルを使ってみよう!簡単なDIYのアイデアと実例
充電ドリルを手に入れたけど、どんな使い方ができるのかわからないという方もいるかもしれません。そこで、簡単なDIYに充電ドリルを活用してみましょう!以下におすすめのDIYをご紹介します。
棚や家具の組み立て
充電ドリルを使えば、棚や家具の組み立てが簡単にできます。ネジを打つ作業はもちろん、木材を切る際にはドリルビットを使って穴を開けることもできます。ただし、使用するビットやドリルの種類によっては、充電ドリルの性能を超える場合があるので、注意が必要です。
壁掛けの取り付け
こちらの棚は充電ドリルを使ってビス止めしています。
木製の棚と金属ラックの連結も全て充電ドリルで固定しています。
壁掛け用のフックやシェルフを取り付ける際には、充電ドリルが大活躍!壁に穴を開ける際には適切なドリルビットを使い、必要に応じてアンカーを使用ましょう。
また、壁の素材によっては、特別なドリルやビットが必要になる場合があるので、事前に確認しましょう。
充電ドリルの便利なアクセサリーとオススメの商品
充電ドリルをより便利に使うために、様々なアクセサリーが販売されています。ここでは、充電ドリルに取り付けることで作業効率がアップする便利なアクセサリーについて紹介します。
ビットセット
充電ドリルには様々なビットを使い分ける必要がありますが、ビットがバラバラになっていると探すのに手間がかかります。ビットセットは、ビットを整理することができ、必要なビットをすぐに見つけることができます。
ドリルビットセット
DIY初心者でも簡単に使えるドリルビットセットは、木材や金属などの材料に対応したドリルビットが一式揃っています。また、ビットを整理するためのケースが付属しているものもあります。
セラミックタイルドリルビット
セラミックタイルドリルビットは、タイルや陶器などの硬い素材に穴を開けるためのドリルビットです。通常のドリルビットでは割れてしまう場合がありますが、セラミックタイルドリルビットは割れにくく、丸い穴をきれいに開けることができます。
アングルドリルアダプター
狭い場所や角度がついた場所での作業に便利なアングルドリルアダプターは、ドリルを傾けずに穴を開けることができます。また、アダプターをつけることで、充電ドリルがアングルドリルとして使えるため、作業効率がアップします。
ホールソー
ホールソーは、大きな穴を開ける際に使用するアクセサリーです。金属や木材などの素材によって異なるサイズのホールソーがあります。また、センターピンを使用することで、正確な位置に穴を開けることができます。
砥石
充電ドリルには、ヤスリを取り付けることができます。ヤスリを取り付けることで、面や角を簡単に研ぐことができます。また、特殊な形状のヤスリを使用することで、細かい部分や曲面など、手で研ぎにくい部分の加工も可能です。
ビットアダプター
ビットアダプターは、異なるサイズのビットを使用する際に必要なアクセサリーです。ビットアダプターを使用することで、充電ドリルに取り付けることができるビットの種類が増え、より幅広い作業に対応することができます。