どうも、 機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。
今回、ソニーのミラーレス一眼カメラを中古で購入しました。
αシリーズでプロから入門まで幅広い支持層のいるシリーズ帯です。
というのも、子供のお宮参りと七五三でフォトスタジオで見積もりを取ると3万円の見積もりが出ました。2人子供がいるので6回七五三やったらミラーレス一眼カメラが買える額がかかります。
だったらカメラ買ってしまおうと思い中古のソニーのα7Rii(以下、a7RII)を手に入れて、「さあ、撮影だ!」と意気込んだものの、実際に使ってみると意外とハマりがちなポイントが見えてきました。
ここでは、a7RIIを使う上で知っておいた方が良いことや注意点をわかりやすくまとめました。まずは基本スペックから紹介しますね。
α7RIIの基本スペック
a7RIIは、ソニーの人気フルサイズミラーレスカメラで、特に画質の良さが特徴です。高解像度の写真が撮れるので、風景やポートレートにぴったりの一台です。
- センサー:35mmフルサイズ Exmor R CMOS センサー
- 画素数:約4240万画素
- ISO感度:100 – 25600(拡張で50 – 102400)
- AFシステム:399点の位相差AFと25点のコントラストAFで高速かつ正確
- 連写速度:最高5コマ/秒
- 動画:4K動画撮影対応(Super 35mmモード)
- ボディ内手ブレ補正:5軸手ブレ補正で手持ち撮影でも安定
- ファインダー:電子ビューファインダー (EVF) が約236万ドット
これらのスペックが組み合わさって、a7RIIは高解像度の写真や滑らかな4K動画が撮れるカメラです。中古でもスペックが魅力的なので、「フルサイズカメラを試してみたい」という人にはちょうど良い一台ですね!
PlayMemories Camera Appsのアップデートとインストールは早めに!
最近、PlayMemories Camera Appsのサービスが廃止される可能性が出てきているようです。
https://www.playmemoriescameraapps.com/portal
このサイトはカメラ内のアプリを拡張して便利にするもので、スマホにwifiを介して画像を送信したり、遠隔操作できたりと重宝するアプリがけっこうあるので早めにチェックしておきたいところです。
サービスが終わると使えるアプリが手に入らなくなるので、a7RIIユーザーとしては早めに無料アプリをアップデート、もしくはダウンロードしておくのがおすすめです!あ
ただし、カメラ本体のWi-Fi接続でPlayMemories Camera Appsにアクセスしようとすると、接続エラーが出る場合があります。その場合は、PCで直接PlayMemoriesのサイトにアクセスし、カメラをUSBでパソコンに接続してインストールする方法もあります。エラーを回避してアプリを追加できるので、ぜひ試してみてくださいね。
スマートリモコンでスマホから簡単にシャッター操作
PlayMemories Camera Appsでダウンロードできる「スマートリモコン」は、a7RIIをスマートフォンやタブレットからリモート操作できる便利なアプリです。このアプリを使うと、スマホやタブレットがワイヤレスのリモコンになるため、遠隔でシャッターを切ったり、ライブビューでカメラの映像を確認したりすることができます。
これがかなり便利で正直、画角を選ぶことに慣れていないとファインダー越しの絵が良いのか悪いのかわからなくなります。
スマートリモコンは遠隔で操作できる以上にスマホを使用して画角を確認できるのが一番のメリットかもしれません。
スマートリモコンの主な機能:
- リモート撮影:スマホやタブレットから遠隔でシャッターを切ることができます。これにより、三脚を使った自撮りや風景の長時間露光など、カメラに直接触れずに撮影できるので便利です。
- ライブビュー:カメラが撮影している映像をスマホやタブレットにリアルタイムで映し出すことが可能です。これでフレーミングや構図を確認しながら撮影できます。
- 主要なカメラ設定:ISO感度や露出補正、絞りなどの設定をスマホから操作できるので、カメラに触れずに設定を調整でき、撮影がスムーズに行えます。
利用方法
- PlayMemories Camera Appsの「スマートリモコン」アプリをカメラにインストールします。
- スマホやタブレットにImaging Edge Mobileアプリをインストールします。(スマートリモコンの機能を使うために、専用アプリが必要です)
- カメラのWi-Fi設定をオンにして、スマホからカメラのWi-Fiに接続します。
- Imaging Edge Mobileアプリを起動し、スマートリモコンを通じてカメラを操作できるようになります。
スマートリモコンは、リモート撮影やセルフタイマーの代わりとしても便利なので、特に風景撮影やセルフポートレートを楽しみたい方にはおすすめです。
本体で充電してもUSB接続が認識されない
これはソニーのカメラのソフトウェアのバグのようなものですが共有しておきます。
中古カメラは、新品と少し違ったクセがあることが多いものです。
例えば、a7RIIは本体にUSB接続しても、認識されない場合があり、「これ本当に壊れてない?」と焦ってしまうことも。実はこれ、接続設定のオン・オフを何回か切り替えるだけで解決する場合があります!
手順としては:
- メニューから「USB接続設定」を探して、オンに設定。
- 一度、オフに戻す。
- 再度、オンにする。
これでカメラがUSBで認識されるはずです!中古品だから動かない?と不安になる前に、この方法を試してみてくださいね。
また、USBケーブルも充電仕様のものだと使えないので通信できるケーブルを準備しましょう。
注意!バッテリーの消費は想像以上に早い
a7RIIはバッテリーの減りがかなり早いです。特に外でじっくり撮影したいときは、あっという間にバッテリーが底をつくことも。この特性は中古だからというより、a7RII自体の仕様です。
対策としては、予備バッテリーを必ず持っておくこと! これがないと、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうこともあるので、ぜひ用意しておきましょう。
動画撮影はかなりキツい
動画撮影の場合、予備バッテリーがあっても1時間ほど回すとバッテリーが半分を切るのでモバイルバッテリーから電源を直接供給できるケーブルを購入しました。
必須周辺機器
カメラ本体を中古で手に入れたとき、周辺機器の準備をつい忘れがちですが、これがあるとないとでは大違いです。特にa7RIIのようなセンサーがむき出しのミラーレス機は、ほこりやゴミがセンサーについてしまうことが多いため、周辺機器は必須です。
レンズペン
レンズの細かな汚れをさっと取れる便利アイテム。指紋やほこりが気になるときに役立ちます。
ブロアー
レンズやセンサーに付いたゴミを吹き飛ばしてくれます。特に外で使うときは、ブロアーがあると便利です。
カメラ収納バッグ
カメラと周辺機器をまとめて収納できる専用バッグがあると、移動が楽ですし、機材を安全に運べるのでおすすめです。
上記の300サイズのものはカメラ1台と、レンズ2本が主要可能です。
ぼくはカメラとTAMRONのズームレンズ28-70、周辺機器を入れています。
防湿庫
防湿庫はホームセンターのケースでも良いらしいんですが、密閉性という意味で防塵、防水性のあるケースを選んでおくのがベターだと思います。
その中に防湿材を入れておけば手軽に防湿庫を作ることできます。
僕はエンジニアなので工具箱を防湿庫として運用しています。
引き出しで取り回しも楽ですし、防水パッキンがついているので防湿材を入れてもうまく機能します。
防湿材
これらを事前に揃えておかないと、「あれがない、これがない」と困ってしまうので、余裕を持って準備しておきましょう。
まとめ
中古のa7RIIを使う際のポイントは、まずPlayMemories Camera Appsのアップデートやインストール、USB認識トラブルの解決方法、バッテリー消費対策、そして必要な周辺機器を揃えること。この4つを押さえておくだけで、撮影が一段とスムーズに楽しめると思います!
少しクセはありますが、それもまたミラーレス一眼カメラの醍醐味ですね!